
American gold-finch jacket
2020年
自身のライフワークとして“Wild bird dress project”と銘打ち、野鳥の羽の色をデザインに取り込んだ服作りを続けています。
こちらは、プロジェクトの趣旨を理解していただくためのコンセプトモデル。
北米の人々に親しまれているアメリカン・ゴールドフィンチをモチーフにしました。
コンセプトに共感してご注文をいただけたお客様とは、面談を重ねながら、想定される着用場面やデザインの好み、もちろん愛鳥家の方であればお好きな鳥についてなどをお伺いし、私がその方からイメージした野鳥をモチーフにしたデザインをご提案して、その後、更にお話し合いを重ねながら、実際の生活の中で着用できる一着となるようすり合わせてゆきます。
そうしたオーダー体験が野鳥や自然に目を向けていただくきっかけになればと願っています。
また、制作する私自身も、いずれ売り上げの一部を野鳥の保護団体へ寄付することを目標にして、幼いころから好きだった野鳥の生息環境保護の一助となれればと考えています。

American gold-finch
Carduelis tristis
スズメ目 アトリ科 マヒワ族
オウゴンヒワ
全長:11.5~13cm
北米のほとんどの地域で身近に見ることのできる美しい小鳥。
草原の上をこのアメリカン・ゴールドフィンチがひらひらと飛ぶ様子は、典型的な夏の光景といわれています。
開けたところに住み、庭のエサ台にもよく訪れるので、愛鳥家にはとても人気があります。
姿だけでなく、その鳴き声も美しく、十数パターンもの複雑な節回しを使い分けてコミュニケーションをとります。
ただ、オスがこの美しい姿でいるのは、夏の繁殖期の間だけ、それ以外の季節には、メスと同じ、うぐいす色がかった淡い黄色の姿になります。
特徴的なこととしては、巣作りをする時期が7月~8月の間と、他の鳥たちに比べてかなり遅いことが挙げられます。
その理由は、ヒナに与えるアザミの種子が実る時期に合わせて繁殖するため。
一般的には、種子が主食の鳥であっても、ヒナのえさにはタンパク質が豊富な昆虫を与えることが多いのですが、この鳥はヒナにも、親が半ばまで消化して吐き戻した種子をあたえるという珍しい習性をもっています。














